20代~30代の若手社員は「評価」を求めている
中小企業の20代~30代の若手社員(パート・アルバイト含む)の多くは、自身の働きや能力に対しての明確な「評価」や「処遇」を求めています。
優秀な人材であるほど、給料や賞与の額以上に「自身の能力や成果がどのように評価されているか」を重要視する傾向にあり、納得できなければ不満となり、結果退職へとつながります。
実際、評価がきちんと行われ、社員も納得している職場では、少々処遇が低くても不満の声は少ないです。
評価→処遇にリンクすると納得性が高まる
したがって、評価が無かったり、あいまいな職場は、人事評価に対する早急な対策が必要です。
具体策としては、評価シートをつくって定期的(半年に1回など)に評価を実施し、評価結果を面談で直接伝える、といった評価制度がおすすめです。
評価を明確にし、それを処遇にリンクさせることでより納得性が高まりますし、例えば「業績不振で昇給賞与が出せない」場合にも不満につながりにくく、結果定着率が高まります。
また、評価・面談を通じて社員への教育やコミュニケーションにもなり、成長の後押しにもなります。
人事評価策が必要な3つの理由
○20代~30代の若手社員の退職防止
○業績不振による昇給賞与が出せない時の納得性
○社員(パート・アルバイト含む)の成長の後押し